美瑛の丘のペンション ほおずき

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6月19日

昨日6月18日、ほおずき開宿39周年を迎えました。
1976年(昭和51年)6月18日、根室市落石で古い空き家を借りて
何ヵ月も仲間達と一緒にコツコツと自分で手直しをして、やっと
開宿することが出来ました。
宿を開く前に3年半かけて日本一周をし、いろいろな地で
多くの人に泊めていただいたり、ご飯をご馳走になったり、
働かせていただいたり、たいへんお世話になりました。
その時の体験が宿を開くきっかけとなりました。
「人と人との出会いの場を提供する」
北の大地北海道に新しい何かを作りたくて、千葉からリュックサック
ひとつと10万円を持って根室に移住しました。
「落石岬 ほおずきの宿」の8年間は、地元の漁師さんや親方や住職、
愉快なガムツリー共和国のメンバーと数え切れない多くのスタッフと
共に毎日が刺激的で学ぶことがたくさんありました。
落石時代に知り合った美智子母さんと結婚し、3畳間で新婚生活を
送りました。
1984年7月、一大決心して根室から何もない美瑛町に大きな夢を
抱き転居しました。
離農後の家を借り、多くの仲間達と一緒に宿を開くための工事をし、
一からのスタートでした。
縁あって、27年前に今の場所に新築することができました。
これまでたくさんの旅人さんやスタッフ、ご近所のみなさんや
道内外の友人達に支えていただきながら、無事に39周年を迎える
ことが出来ました。ありがとうございます。


美瑛の丘物語は一枚の手描きのマップから始まりました。
今は車での丘めぐりが主流になっていますが、31年前は、
レンタサイクル屋さんやレンタカー屋さんもなく、コンビニも
なく、もちろんカフェやレストランは無かったです。
ひたすらひたすら歩いて、自分の好きな丘を見つけたり、
思い出に残る木を探したり、写真を撮ったりしていました。
地図も無かったので、泊まった旅人さんと一緒に何日もかけて
手描きで作りました。
丘の主役である農家さんに迷惑がかからないように、
「畑は農家さんの生活の場です。畑には入らないようにしてください」
をスローガンに地図を作りました。
このメッセージは31年後も伝えられています。
美瑛観光の基本条例だと思います。


ここ最近特に思う事は、美瑛の良さは歩いてこそ実感出来るのだと
思います。
ただひたすらに一本の道を歩き、ひとつの丘を越えその先に何かが
あるのでは、というワクワク感があり、どこまでも続く丘風景や
おおらかな大雪山を望み、自分の小ささを実感し、
何もかも浄化され身も心も軽くなるのだと思います。
だから季節を変えて何度も何度も美瑛に来てくださるのでしょうね。
私達は、緑と静けさと丘野菜を使ったご飯を用意して、お待ちして
います。

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美瑛の生活型観交地の始まりは一枚の手描き地図から・・・


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ゆっくり歩けば 元気になれる…



私達の宿物語の長文を読んでいただきまして、ありがとう
ございました。
ご宿泊を心より、お待ちしています。
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by hozuki-8 | 2015-06-19 21:42